Japan
どんな環境でも仕事をやり遂げる若手社員を育てる「マイスター(仕事の達人)」サービス開始

Release From Aon Hewitt Japan

エーオンヒューイットジャパン、
どんな環境でも仕事をやり遂げる若手社員を育てる
「マイスター(仕事の達人)」サービス開始

『フォロアーシップ』コンセプトの独自プログラム、新人対象に3年研修

東京、2011年2月9日 – グローバル人材育成・グローバル人事戦略コンサルティングサービスを提供するエーオンヒューイットジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀江徹、以下、エーオンヒューイットジャパン)は、どんな職場環境でも仕事をやり遂げることができる若手社員を育成する「マイスター(仕事の達人)」研修サービスを開始します。本研修サービスは、『フォロアーシップ』をコンセプトとした独自プログラムでエーオンヒューイットジャパンの取引先日系企業と共に現場で独自開発したものをベースにしています。対象者は入社一年目の新入社員で、3年間かけて育成していく長期間プログラムとなっている点が特徴です。

本サービスを開発したエーオンヒューイットリーダーシップセンターディレクター川野正裕は次のように述べています。

 「これまでリーダーシップ研修は一般的にも行われるようになった『よい上司』になることに焦点が当てられてきましたが、私たちは『フォロアーシップ』のコンセプトを新たに提案したいと思っています。100%完璧が上司はいませんから、きちんとその意図を組み、どんな上司、どんな環境でも仕事を成し遂げる『仕事のプロフェッショナル』を育成することを目的としています。今後グローバル化が加速していくと外国人の上司がある日突然やってくる日がすぐ目の前に来ています。このように、上司と部下のギャップがありすぎる場合にはリーダーシップだけでは限界があります。『フォロアーシップ』が身についた『よき部下』が必要になるのです」。

●「マイスター(仕事の職人)」プログラムの基本的な考え方

エーオンヒューイットでは、若手社員の人材像を「C5サークルモデル」(図1参照)として整理し、5つのスキルを身につけることを目標としています。C5サークルモデルとは、①仕事を明確にする技術(Catch)、②環境を整える技術(Coordinate)、③信頼を勝ち取る技術(Carry Out)、④成果を向上する技術(Check)、⑤成長を実感する技術(Career)です。たとえば、若手社員が「言われた通りにやったのに上司に怒られた」といった状況が生じるのは、「上司の指示が明確ではない」といった問題の反面、部下には「仕事を明確にして取り組む技術」が不足しているともいえます。また、若手社員が「上司がほったらかしで、協力してくれない」とぼやく一方、上司は「少しは自分で考えて進めてくれ」といった状況が生じる理由は、上司の「部下を理解する技術の不足」と部下の「仕事環境を整える技術の不足」があります。このようなギャップが生じる背景にある仕事スキル不足に焦点を当てています。(図2参照)

●「マイスター(仕事の達人)」プログラム内容

<一年目研修内容>
通常新人研修は4月に行いますが、本プログラムでは8月に実施します。組織に慣れてきたものの壁にぶち当たっている時だからです。本プログラムでは、職場における新人としての不安や問題意識を共有した後、ショートケースに取り組みます。上司が曖昧な指示を出した場合、関係者との調整業務を指示された場合、上司不在時といった具体的ケースの中で、各事象の理解と対応方法を身につけます。最後に、物事の本質を見極めているか、事実に基づいて全体把握をしているか、物事の優先順位が適切に行われているかといった、20項目のチェックリストから自分と他者の強みと弱みを評価し合い、自己認識を持つことでC5の基礎固めをします。

<二年目研修内容>
良い結果に終わった仕事と悪い結果に終わった仕事を振り返り、その要因を分析します。その後、ビジネスシュミレーションゲーム「エーオンブロックビルダー社」をチーム単位で実施します。この時C5サークルモデルに照らし合わせながら作業を進めることで5つの仕事技術を学びます。本プログラムでは、成果が出ないのはなぜか、どこが悪かったのか、何が足りなかったのか、どうしたら成果が出るのかを考え、「成果を出す」ことに徹底的にこだわった内容になっています。

<三年目研修内容>
積み木を使ったチーム対抗ゲームへの取り組みでC5サークルモデルを振り返ります。その後、各人の失敗や成功経験を作文にまとめ、全体で共有します。最後に360度調査*のフィードバックを行い、上司や同僚からどのように見られているのかを分析します。これまで360度調査はマネジャークラスに行っていましたが、エーオンヒューイットは、あえて若手社員に実施することで将来のリーダー育成の第一歩になると位置づけ、この3年目研修で実施します。

各プログラムは1泊2日合宿形式で、料金は110万円(20名)から。初年度50社導入を目指します。

【サービスに関する一般お問い合わせ先】
エーオンヒューイットジャパン TEL:03-3237-6222 [email protected] 

*360度調査 リーダー研修で実施する多面評価。同じ項目について自己評価と同僚・部下評価を出し、ギャップのある部分について分析する手法。


図1: 仕事の達人になるための5つの仕事術「C5サークルモデル」

 

図2: 部下と上司のギャップとその背後にあるスキル不足 

 



エーオン ヒューイットジャパンについて

世界最大のリスクマネジメントサービス、保険および再保険仲介、および組織人事コンサルティング企業である米エーオンコーポレーション(本社: シカゴ、NYSE: AON)のグループ会社。2010年10月、エーオンコーポレーションによる米ヒューイット・アソシエイツの買収およびエーオンコンサルティングとの事業統合により誕生。同月、日本においてもエーオンヒューイットジャパンとしてサービスを開始。エーオンヒューイットは世界最大のグローバル人材育成・グローバル人事戦略コンサルティングおよびアウトソーシングサービス企業であり、人事管理、退職金・年金、投資管理、保険・福利厚生、報酬等、人材管理等に関わる幅広いサービスの提案、設計、導入、運用等を行い、クライアント企業のビジネスを人事面より支援する。エーオンヒューイットの組織は世界90カ国/地域に展開し、29,000名のプロフェッショナルを有する。

エーオンヒューイットジャパンWebサイト: http://www.aon.com/japan 
公式Twitterアカウント: @AonHewittJP

 

<報道関係者お問い合わせ先>
エーオンヒューイットジャパン広報代理
有限会社シン 石川
TEL: 03-5315-7534 / 090-5308-8849
FAX: 03-5315-7535
[email protected]



関連リンク